足立区の老人ホーム事情

足立区は東京23区の一つです。23区の中では人口は多く、総人口は約66万人高齢者は約14万7千人、高齢化率は約22.0%になっています。特に後期高齢者の増加が問題となっており、平成20年から平成23度にかけて約1万1千人も増えています。 前期高齢者よりは少ないものの、近いうちに追い抜くと言われています。

足立区は23区の中では高齢化の進行が早く、平成26年度では約23.6%、平成29年度では約24.8%まで上昇すると予想されます。総人口は少しずつ減少するものの、高齢者が増加するために早急な対策が求められています。

老人ホームの拡充では、新しく施設を作るのではなく既存の施設を拡張して定員を増やす政策を行っています。平成26年度までに特養で約3000人の受け入れを目指しています。 施設整備は重点課題に指定され、施設を拡張するように呼びかけています。また、施設整備を行う施設に対し、一部補助金を出して支援を行っています。足立区の老人ホームの詳細はみんなの介護

介護を必要とする人へ支援では、配食サービスや日常生活用具の提供を行っています。 福祉用具店や民間の食品会社と協力し、事業を進めています。足立区だけではサービスの提供が難しいため、他にも様々な企業と連携しています。

このような足立区はどのような特徴があるのでしょうか。 つくばエクスプレスや日暮里・舎人ライナーが整備されたことで人口の流入が進んでいますが、今後もさらに発展すると考えられています。 また、周囲を川に囲まれているのも大きな特徴です。南は隅田川、西は荒川、北は毛長川東は中川や綾瀬川が流れています。そのような地形であるため、昔から農耕が盛んな地でした。チューリップなどの花弁園芸やつまもの園芸、小松菜などの野菜を栽培して います。ただ、農家数は23区の中で4位とそれほど多くはありません。耕作面積も少ないです。 他には工業や運輸業が盛んです。製造業の事業所数は2位ととても多く、小規模な会社が多いのが特徴です。