横浜市の老人ホーム事情

横浜市は神奈川県の県庁所在地です。
総人口は約370万人、高齢者は約73万人、高齢化率は約19.8%です。(平成23年時)日本平均の23%よりは低い数字となっています。平均寿命は男女ともに高いです。市町村別に見ると青葉区の男性は1位で81.7歳、女性でも7位で88.0歳となっています。気候が温暖で高齢者がすごしやすい環境から平均寿命も高くなっていると考えられます。

高齢者の単身世帯は約23.8%、夫婦のみでは約32.4%となっています。単身世帯の全国平均は15.1%であることから、高齢者の単身世帯数は非常に高くなっています。そのため介護サービスを含めた地域ぐるみで行うサポートが大切になってきます。

老人ホームでは、有料老人ホームが最も多く次いで特別養護老人ホームの数が多いです。
地域別では旭区と泉区に多く見られます。高齢者の数や高齢化率が高い地域です。
費用面で見ると、他の地域よりも高い傾向にあります。横浜市は首都圏に近いために利便性が良く、地価も高いためと考えられます。特別養護老人ホームの待機利用者が多いため、市では新規施設の開所やサービスの拡大を目指しています。グループホームと合わせて約20施設の改修を行う予定でいます。もっと詳しい横浜市の老人ホームの情報はこちら

横浜市では、介護を必要とする人向けのサービスとして、住み替えに必要な家賃の差額に対する助成を3年間行っています。月々5~7万円を助成しています。

このような横浜市は様々な特徴が見られます。
都市でありながら農業が盛んで、近郊農業が行われています。キャベツやホウレンソウ小松菜などを生産し横浜のブランド品として販売しています。横浜市から農業専用地区として保護されており、安定して生産しています。

交通では空港、港、JR、高速道路など様々な交通網が発達しており、人の行き交いが盛んです。日本だけでなく外国との交流も盛んに行われており発展し続けている市です。