福岡県の老人ホーム事情

平成22年時、福岡県の総人口は約507万人、高齢者は約112万人、高齢化率は約22.3%です。全国平均とほぼ同じに推移しています。
日常生活圏域別に見ると、最も高齢化率の高いのは有明圏域で約29.5%、最も低い地域は筑紫圏域で約17.8%です。全体的に見ると、山間部で若年者の割合が少なくなり高齢化も急激に進行していることが分かります。
高齢者のいる世帯のうち、単身世帯は約5万世帯、高齢者の夫婦世帯は約4万世帯です。 年々増加しつつあります。
福岡県に住んでいる人の寿命は、男性が全国で30位となり約78.4歳、女性が19位で約85.9歳です。女性の方が長生きしていると言えます。

老人ホームではどうでしょうか。
福岡県では福岡市と北九州市で人口や産業が発展していることもあり、施設の数も多いです。有料老人ホームも多く、住宅型や介護付きなど様々な施設が見られます。
一方、他の市町村では施設の数はそれほど多くはありません。特に、山間部になるほど施設が少なくなり、入所する施設も限られてきます。特養や老健などの介護施設はありますが、都市部と同様に待機者が多いのが課題となっています。
費用では、福岡市と北九州市の施設は高い傾向にあります。他の県と比べてもそれほど高くない施設が多いです。 介護が必要な人向けの助成制度では、住宅改修にかかる費用の一部負担などが見られます。福岡県の老人ホームを探すならみんなの介護がおすすめです。

福岡県はどのような特徴が見られるのでしょうか。
まず、気候では地域によって特徴があります。福岡市や北九州市では日本海側気候で冬は季節風が強く寒いです。積雪が見られることもあります。 筑豊や筑後地方は内陸部であるため寒暖の差があります。有明海の沿岸部では瀬戸内海式気候で年間を通して温暖です。

産業では第二次産業が盛んです。
戦前から工業が盛んであったこともあり、鉄鋼業や製鉄業が発展しています。 最近では自動車製造や電子機器の製造も見られます。