柏市の老人ホーム事情

柏市は、千葉県の北西部にある市では県内で5番目に人口の多い市です。人口は約40万人高齢者は約8万人、高齢化率は約20%となります。介護認定を受けている人は約1万人強ですが、今後はさらに増加すると予想され、老人ホームに入所したい人も比例して増えると考えられます。高齢者が住んでいる世帯は約5万6千で、緩やかに増加しています。

地域別にはどのような特徴があるのでしょうか。商業や市役所のある中央地区では高齢化率は低く、20%以下となっています。一方、手賀地区では高く、約25%となっています。日常生活圏域によって高齢者の数や割合は大きく違ってきています。そのため市が行っている対策も高齢化の進んでいる地区が中心になります。

市の方針としては、老人ホームの新設や増設を推進しています。特養では2年間で2か所老健を2か所増設しています。主に高齢化が進む手賀地方に新しく建設し、高齢化対策としています。その他、有料老人ホームやグループホームの数も増えていますが、小規模多機能などの施設は計画通りに進んでいないのが現状です。このエリアで施設をお探しならここのHPを参考にしてください。

高齢者の数や高齢化が進んでいますが、全国的に見ると低い数値と言えます。総人口も増えており、まだまだ発展しているためと考えられます。大きな要因として、地理的な要素があります。東京に近いため、昔から住宅地が多く建設されてきました。一時は落ち着いてきたものの、近年つくばエクスプレスの開通によりさらに利便性が良くなり、多くの人が移住してきています。東京大学や千葉大学などの関連施設も多くあり、幅広い年齢層が生活をしています。

スポーツが盛んな地としても有名です。サッカーではJリーグに所属している柏レイソル女子バスケットボールのJXサンフワラーズなどのチームが本拠地として構えています。市民が参加する競技も多く、トライアスロンやマラソン大会も多いです。活気があるのが柏市の特徴です。