尼崎市の老人ホーム事情

尼崎市は、兵庫県南東部に位置する中核市です。 平成22年時で総人口は約46万人、高齢者は約9.7万人、高齢化率は約22.6%となっています。市面積は狭いものの人口が多く、兵庫県で最も人口密度が高いです。 尼崎市は、後期高齢者の数は少ないものの、介護が必要な高齢者が多いのが特徴です。 後期高齢者の割合は総人口のうち10%以下なのに対し、要介護認定率は20%近くになっています。他県の都市と比べても高い傾向にあります。

高齢者のいる世帯も増加しています。平成17年時で高齢者のいる世帯は約6万5千世帯で全体の約35%です。単身世帯は総世帯のうち約11.1%に及んでいます。年々増加の傾向にあります。

老人ホームではどうでしょうか。 高齢化が進んでいることから、施設待機者が多いのが特徴です。特別養護老人ホームではほとんどの施設で待機者が多いです。中には900名以上の待機者がいる施設もあります。 一方、介護保険施設では待機者が少なく、入所しやすくなっています。尼崎市の老人ホームを探すならこちらのサイトへ

有料老人ホームでは、比較的費用の少ない住宅型の有料老人ホームも多いです。 入居にかかるお金が必要なく、月額の費用も10万円台と費用の安い施設が多いです。 都市圏に近いため、敷居面積を少なくしたマンション型の施設が多いことが特徴です。 尼崎市の面積が狭いため、他の市と比べると施設数は少ないものの立地条件が良い場所が多く人気のある施設が多いと言えます。

市の特徴として南部に工業地域、中南部に商業地域、北部に住宅地が広がっています。 昔から工業が盛んであったため工業都市として栄えてきました。 工業では、阪神工業地帯にあるため鉄鋼や造船業などの重化学工業が盛んです。 商業では、大阪や神戸などの都市圏に近いこともあり大型の複合施設が並んでいます。 大阪市や神戸市とは鉄道で約20分の距離であるため多くの人が行き交いしています。