大田区の老人ホーム事情
大田区は東京23区の一つで、西部にある区です。 人口は約70万人、高齢者は約14万人、高齢化率は約20％です。男女比で見ると女性の方が圧倒的に多く、約24％で男性は約17％になります。男性の場合は働き盛りの若年者の数が多いためです。 地域別で見ると、地域差がないのが大田区の特徴です。大森地域、調布地域、蒲田地域糀谷・羽田地域共に高齢化率は20％を超えています。ほぼ同じ時期に住宅街の開発が行われてきたために同じように人口が増加してきたためと考えられます。
平均寿命は79.0歳と23区の中では中間の位置にいます。死亡原因では、がん、心疾患脳血管疾患の3大要因に続き、肺炎が4位に来ています。
大田区の高齢者政策では、都市型の軽費老人ホームの整備を進めています。 都市部に多い高専賃と比べ、対象となる高齢者が幅広くなるためです。 軽費老人ホームA型を都市型の軽費老人ホームにするように通達しています。従来の施設と比べると定員が少なく小規模であることが特徴です。 整備するために一部お金を補助しており、今後施設数が増えると考えられます。 大田区の有料老人ホーム・介護施設情報はみんなの介護。
また、他の区と比べると地価が安いことも特徴です。 例えば、グループホームの個人負担は区平均では約18万円なのに対し、大田区では約15万円程度で済みます。それでも年金生活者にとっては入所が難しいために軽費老人ホームに入所することが多いようです。
このような大田区は他にも様々な特徴があります。 東部に羽田空港があり、日本国内や世界への玄関口となっています。商業地帯は大森駅と蒲田駅周辺が中心であり、複合施設が多く並んでいます。 23区の中では都心部から離れた位置にあり、吉祥寺や松戸などと同様に都心15㎞圏内にあります。空港があるものの、比較的静かな地域と言えます。
また、23区の中ではスポーツ施設が多いです。体育館や野球場、サッカー場、プールなど市民が使える施設が多く、いつも大勢の人でにぎわっています。
