福岡市の老人ホーム事情

福岡市は、福岡県の県庁所在地です。
平成23年時、福岡市の総人口は約144万人、高齢者は約25万人、高齢化率は約17.4% です。全国平均や福岡県平均よりは少ないものの、毎年少しずつ増加しています。
また、前期高齢者が後期高齢者よりも人数が少ないですが、今後も前期高齢者が多い状況は続くと予想されています。 高齢者のいる世帯は約17万世帯で、そのうち単身世帯は約6万世帯、高齢者夫婦の世帯は 約4万5千世帯です。要支援・要介護人数は約4万7千人で、年々増加しています。 介護認定率は約19%前後で推移しています。全国平均に近いと言えます。

老人ホームについては、特別養護老人ホームの入所希望者が増加しつつあります。 毎年、事業計画以上の希望者が入所しており、入所者も増加しています。平成22年時では約3700名が入所していますが、毎年約200名増加しています。福岡市では新規の特養を新設したり、既存の施設を増床することで対処しています。介護老人施設ではそれほど入所者数は増えていません。
介護保険外の施設も多いです。九州地方の大都市であることもあり有料老人ホームなども多く見られます。周辺の市町村と比べても施設数は多いです。

福岡市の有料老人ホーム・介護施設情報

高齢者向けの助成金制度もいくつか見られます。
まず、敬老金を制度があります。80歳や88歳など、節目の年ごとにお祝い金をもらえる制度です。他には、住宅改修の助成も細かく決められています。耐震構造への 改修やバリアフリー化など、様々な項目で助成金を受け取れます。

このような福岡市は九州地方の最大都市です。
高校や大学が林立していることもあり、学生が多いことで知られています。そのため平均年齢も若く、活気のある街です。産業では第三次産業が盛んで、全国の企業や国の機関も多く立地しています。そのため、中枢管理都市となり人口も多くなっています。