相模原市の老人ホーム事情

相模原市は、神奈川県北部にある政令指定都市です。
経済面や交通面の関係上、神奈川県内の市よりも東京都の多摩地方とのつながりが強い市として知られています。 総人口は約72万人、高齢者は約15万5千人、高齢化率は約21.6%となっています。 高齢者が住んでいる世帯のうち、夫婦のみの世帯は約3万1千世帯、単身世帯は約2万世帯となっています。今後も増え続け、平成35年時には総世帯数に占める割合は約20%に達すると予想されています。

老人ホームの状況はどうでしょうか。
相模原市では特別養護老人ホームの入居者が最も多く約2300人を受け入れています。
次いで有料老人ホームが約1900人を受け入れています。今後は高齢化が進むために施設の整備が進められ、特に特養と有料老人ホームの受け入れ数を増やす方向でいます。それでも待機者の数が多いことから、サービス付き高齢者向け住宅など賃貸住宅の数も増やそうとしています。高齢者円滑入居賃貸住宅が廃止され、サービス付き高齢者向け住宅に移行していますが、なかなか円滑には進んでいません。 相模原市の老人ホームの情報を詳しく知りたい方はこちらのサイトを参照ください。

高齢者向けの助成制度では、住宅改修を必要とする際にかかる費用の一部を助成します。対象としている年齢が60歳以上であるため、幅広い年齢層の人が利用できるのが特徴です。
他には、高齢者向け給食サービスがあります。一食につき400円の材料費をもらい、夕食を週に3~4回以内自宅に届けてもらうサービスです。

相模原市は東京都心と横浜市まで電車で約30分程度と交通面が良いため、ベットタウンの街として知られています。20代~50代まで幅広い年齢層の人は暮らしており、活気ある雰囲気にしています。
昔は農業や工業が盛んでしたが、現在は産業構造が変化して衰退しつつあります。
変わって第三次産業が盛んになり、大型の複合施設や商店街が並んでいます。