千葉県の老人ホーム事情
千葉県にある老人ホームや高齢者施策はどのようになっているのでしょうか。
平成22年時において、人口は約620万人、高齢者は約120万人、高齢化率は21.5％となっています。全国平均よりは低いものの、今後は急激に高齢化が進行していくと予想されています。
高齢化の進行については地域によって差が見られます。例えば、房総地帯にある御宿市では40.6%、南房総市では約37.5%となり高い数字を示しています。一方、経済や産業の中心となる市では高齢化はあまり進んでいません。例えば、浦安市では11.7％です。テーマパークや学校が多く、若年者が多いことが要因と言えます。
世帯数で見ると、約250万の世帯があるうち、約30％に当たる約73万もの世帯が高齢者世帯となります。年を重ねるごとに増加し、将来は35％を超えると予想されます。
さらに、ひとり暮らしの高齢者も多く、急激に増加しています。持家のある高齢者が多く在宅生活を希望している人は多いです。
老人ホームはどの地域にあるのでしょうか。
まず、房総半島は高齢化が進行していることもあり、施設の数や設備は充実しています。
夏でも涼しいという気候の良さもあり、様々な老人ホームが並んでいます。
一方、下総台地地方や東葛地方は経済や産業が発展していることもあり老人ホームの数はそれほど多くはありません。今後急激に高齢化が進行する地方であるため老人ホームの建設も進んでくると思われます。千葉県の老人ホームのことならここのホームページが参考になります。
施設については介護保険サービスでは特養と老健、民間のサービスでは有料老人ホームの数が多いことが特徴です。特養では小規模になるように整備が進んでいます。有料老人ホームは都市部を中心に増えると考えられます。
房総半島の高齢化が進んでいることから対策が急がれています。温暖な気候のため、菜の花やポピーの栽培、漁業などが盛んであることを活かし、町興しをしながら人口増加を図っています。
