広島市の老人ホーム事情

広島市は広島県の県庁所在地です。
平成24年時で総人口は約118万人、高齢者は約25万人、高齢化率は約20.8%です。 前期高齢者は約13万人、後期高齢者は約12万人と比較的年齢の低い高齢者が多いことが分かります。 要支援・要介護者は約5万人で認定率は約19.6%です。年々上昇しており、介護が必要となる人も増加しつつあります。
高齢者単身世帯は約3万7千人で、高齢者のいる世帯では約18%を占めます。 夫婦のみの世帯含めると、過半数を超えます。

介護が必要な人向けの助成制度にはどのようなものがあるのでしょうか。
まず、公共交通機関を利用しやすくするため、広島市内のバスや電車を利用する際にかかる費用の一部を助成する制度があります。 6000円を限度に助成され、病院などの施設に通いやすくなると予想されます。

また、在宅介護をしている家族を対象に、家族介護慰労金が支給されます・要介護4以上という制限はあるものの、年に10万円をもらえる助成制度です。 また、広島市は被爆者の高齢者が多いことから手当として月3000円が支給されます。

広島市内にある老人ホームは特別養護老人ホームが多く、平成24年時で55か所あります。特に安佐北区に多く、小規模の施設から大規模の施設まで様々です。 高齢者が多いため施設も多いですが、なかなか入所できない施設が多いです。 入所にかかる費用は周辺の市と比べると高い傾向にあります。広島市にも老人ホームはございます。

広島市は、原子爆弾が落とされた都市として長崎市と共に世界的に有名な市です。 そのため、国際平和文化都市の名前が付いており、平和活動に尽力しています。 観光面でも関係しており、広島平和記念資料館や原爆ドームなどには世界中から多くの観光客が訪れています。
観光で良く売れているのは、牡蠣やお好み焼き、もみじ饅頭などが有名です。 特にお好み焼きは「広島風」と名前がつくほど全国的に有名となっています。