岡山市の老人ホーム事情

岡山市は、岡山県の県庁所在地です。
平成23年時で総人口は約69万人、高齢者は約15万人、高齢化率は約21.9%です。 総世帯は約30万世帯でそのうち高齢者のいる世帯は約9万8千世帯です。高齢者単独世帯は約2万5千世帯で、総高齢者世帯のうち約26%に及びます。女性が約2万世帯と 多いのが特徴です。
日常生活圏域別に見ると、北区北が高齢化率25.2%と高齢化が進んでいます。次いで東区が高齢化率が高いです。岡山市の平均寿命は、男性が79.5歳、女性が86.6歳です。 どちらも岡山県内では上位に位置しており高齢者の健康状態は良いと言えます。

老人ホームではどのような特徴があるのでしょうか。
特別養護老人ホームの入所希望者は多く、約3000人の待機者がいます。岡山市では定員を増やすなど対応していますが、希望者が年々増加しています。要介護1~2の高齢者の希望が多いものの、介護度の重い高齢者から順に入所しています。 http://www.minnanokaigo.com/search/okayama/okayama-shi/ 地区別に見ると、北区にある老人ホームは費用の安い施設が多いです。住宅街や農地が広がっているため自然環境が良く、経費が抑えられるためと考えられます。

高齢者向けのサービスも充実しています。
家への配食サービスの他、公民館などの各公共施設で会食サービスも行っています。 安い費用で利用できることが特徴です。また、自宅で介護している家庭向けに介護支援金と呼ばれるサービスがあります。年間4~10万円を受け取ることができます。 他には、寝たきり高齢者向けに理容サービスの助成も行っています。

このような岡山市ですが、どのような特徴があるのでしょうか。
瀬戸内海式気候の温暖な気候が特徴です。年間を通して温暖であるため、マスカットや白桃など高級フルーツの産地となっています。 観光では日本三名園の一つである後楽園や岡山城、西大寺会陽などの祭りが有名です。 桃太郎の舞台となった地でもあります。