熊本県の老人ホーム事情

平成22年時、熊本県の総人口は約181万人、高齢者の人口は約46万人、高齢化率が約25.6%と全国平均と比べて高い数字です。また、後期高齢者が約25万人と多いことが特徴で、介護が必要な高齢者が多いと言えます。 高齢者のいる世帯は約29万世帯で、そのうち高齢者単独世帯は約7万世帯です。年々増加しており、対策が急がれます。

市町村別に見ると、高齢化率が30%を超えている市町村が28あります。最も高齢化が進んでいるのが五木村で41.9%、次いで山都町で39.9%になります。都市部でも20%を超えており、県全体で高齢化が進行しています。 一方で、平均寿命は男性が79.22歳、女性が86.54歳と共に全国平均を上回っています。 高齢者が多いものの、健康な人が多いのが特徴です。

熊本県は市町村によって高齢化率に大きな差が見られます。 そのため、市町村によっては老人ホームの数や環境が足りていない所もあります。 例えば、熊本市の高齢化率は約21%と低く、施設も充実していますが他の市町村では高齢化率の高い地域が多く施設が足りていない所もあります。そのため、住んでいる市町村の施設だけでなく、周辺地域の施設も検討する人が多いです。

介護施設の中では、介護療養型医療施設が多いことが特徴です。国の方針で廃止が決定しているものの、依然として数が多いです。熊本県は医師や病院数が多いため、医療面が強い介護療養施設が多いです。老人保健福祉施設も他の県より多いです。

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このような熊本県はどのような特徴があるのでしょうか。 太平洋側気候ですが、寒暖の差が激しいことが特徴です。熊本地方は盆地になるため夏は猛暑日になる日が多いです。一方、冬は氷点下まで気温が下がることがあり、とても寒いです。

産業では、農業が盛んです。特にい草が有名でほとんどを熊本県で生産しています。 他には葉タバコやスイカの生産量が全国1位です。