渋谷区の老人ホーム事情

渋谷区は、東京23区の一つです。 人口が約21万人、高齢者が約3万8千人、高齢率は約18.5%です。日本平均より低いですが、高齢化率は着実に増加し平成29年には約19.9%まで上昇すると予想されます。

日常生活圏域で見ると、中部圏域、西部圏域、東部圏域の3つに分かれます。 このうち、東部圏域が最も高齢化率が進行しており、約19.9%となっています。 ただし、西部圏域が最も総人口が多いため高齢者の数では西部が多くなります。 東部ではJRや繁華街が少ないことから老人ホームの数も多くなっています。 今後、西部地方で高齢化が進んでいくと予想されますが、どのような老人ホームの建設を進めるのかは未定です。

高齢者の住居状況を見ると、介護認定を受けていない高齢者は夫婦での2人暮らしや3人以上の同居率が多いです。一方、介護認定を受けている高齢者の場合、全体の約33%となり最も高くなります。訪問介護などのサービスを受けながら在宅生活を送っているものの、介護度が進めば施設入所となる人が増えると考えられています。

渋谷区は明治神宮や代々木公園など、都心ながらも広大な自然地を有しています。 住宅街の中にも公園や遊び場など自然が多く存在しています。また、周辺には代々木上原など都内有数の高級住宅地もあります。環境のよさから他の地域と比べて入所希望者が多くなっています。高級有料老人ホームにも多くの人が入所しています。 渋谷区の老人ホームはみんなの介護

そのような渋谷区ですが、どのような区なのでしょうか。 東京都内では有数の繁華街がある区です。渋谷駅を中心として千駄ヶ谷や代々木にかけて様々なオフィス街や店が広がっています。若者の街として有名で、ファッション関連や娯楽施設などの若者向けの店が多く存在しています。

区の北部では住宅街や家族向けの商業施設が広がっています。昔に集中して住宅開発されてきた土地であり、他の地域と比べると趣向が異なっています。