熊本市の老人ホーム事情

熊本市は熊本県の県庁所在地です。平成23年時、総人口は約73万人、高齢者は約15万人、高齢化率は約21%です。前期高齢者より後期高齢者が約8千人多くなっています。熊本市に住む人口は熊本県全体の約4割にも及び、九州内でも随一の都市と言えます。

高齢者の世帯数は約15万世帯で、そのうち高齢者単身世帯は約2万8千世帯、夫婦のみの世帯も同様に約2万8千世帯です。それぞれ年々増加しています。同じようなペースで増加していますが、今後単身世帯の数がどんどん増加していくと考えられています。

老人ホームも充実しています。他の市町村と比べ、人口が多く産業も発展していることから老人ホームの数や種類も充実しています。 熊本県全体の約35%前後が市内に立地しています。 熊本市の介護施設を探すならこちらのサイトがおすすめです。

施設の種類では、医療が必要な施設が充実しています。例えば、介護老人保健施設や介護療養型医療施設は全国上位の数があります。市内に病院や診療所も多く、高齢者が安心して医療を受けられる体制づくりができています。医師や看護師の数が多いのが特徴となっています。費用については、特別養護老人ホームは平均並みの費用ですが老健や療養型の施設では費用の安い施設もあります。 民間の施設では、サービス付高齢者住宅の整備が進んでいます。既存の住宅をサービス付の住宅に改修する時、市から補助金が出たり税金が優遇されたりと他の市町村より条件が良いです。そのため、入居費や月額費も安い施設が多いです。

このような熊本市ですが、他にも様々な特徴があります。 産業では農業が盛んです。農家の数や耕地面積は九州で1番多く、消費量も多いです。 米やナス、メロンなどを生産しています。温暖な気候を活かした経営を行っています。 海と面している地帯に干潟があるため、海苔やアサリ、錦コイの養殖も行っています。