静岡市の老人ホーム事情

静岡市は、静岡県の県庁所在地です。総人口が約72万人、高齢者は約17万6千人高齢化率は24.4%となっています。総人口は僅かに減少していますが、高齢者の数は増え続け、どんどん高齢化が進行すると予想されます。
世帯数で見ると、高齢者のみの世帯は約6万3千世帯で、単身世帯は約3万4千世帯に及びます。総世帯数の約11%を占めています。認知症の高齢者は約1万6千人います。 今後もさらに増加すると予想されています。

老人ホームについては、老朽化した施設の建て替えを行うついでに、定員を増加するために増床する予定でいます。また、新規の施設も作る予定でいます。介護福祉施設は平成26年度までに定員を250人増やす予定でいます。地区別に見ると、葵地区が高齢者人口が多いこともあり、施設を増やそうとしています。また葵地区は静岡市の中でも発展していることもあり、入所にかかる費用も高い傾向にあります。 静岡市の老人ホームの費用の詳細をわかりやすい情報でまとめています。

介護を必要としている人向けの助成制度もあります。
まず、バリアフリーなどの改装にかかる費用です。100万円を限度に助成されます。
様々な制約がありますが、助成額は他の市よりも高い傾向にあります。
次に、安い料金で配食サービスを受けられます。ただ食事を配るだけでなく、家の中にいるかどうか見守りも兼ねて行われています。一般の配食サービスとは趣旨が異なります。

このような静岡市ですが、温暖な気候で知られています。富士山が見える日本平や三保の松原などの景勝地があったり、山や海に囲まれているなど自然豊かな地です。平野は通年温暖な気候ですが、北部の葵区井川は雪が多い地区として知られています。

産業では、農業が盛んです。特に緑茶は栽培発祥の地でもあるため盛んに生産されています。 葵区や清水区には最高品質の緑茶を生産する産地があり全国的にも有名です。他には、ワサビ温州みかんなど温暖な気候を活かした農作物が生産されています。