茨城県の老人ホーム事情

茨城県は、北関東にある県で太平洋側に面している県です。
茨城県の高齢者は平成24年度で約70万人、高齢化率は約24%と全国的には平均と言えます。ただし、地域によってばらつきがあり、県南部では都心部で働いている若年者の人口が増えている関係で高齢化率は20%以下と低く、県中央部や県北の中には30%を超えている市町村もあります。茨城県の介護付有料老人ホームやグループホームなどの老人介護施設から高齢者住宅まで情報満載

また、ひとり暮らしをしている高齢者の数も多いです。平成17年から平成27年にかけての単独世帯の伸び率でも全国上位にあるなど、ひとり暮らしをしている高齢者の数が多いことを意味しています。在宅介護を支える人も少ないため、今後は老人ホームに入所する高齢者は増えてくると予想されます。増えてくる需要をどのように支えるのかが課題となってきます。

平成24年時で人口は約300万人となっています。県内で突出して発展している市はなく、地域によって人口の多い市が存在しています。県北には日立市やひたちなか市があり、工業を中心に発展しています。県中央部には県庁所在地の水戸市があり、県内における政治の中心地です。県東部には鹿島市や神栖市で鹿島臨海工業地帯を作っており、県南ではつくば市を中心に人口の流入が続いています。

気候でも、地域によって差が見られます。県北では海洋性気候が特徴的で、冬は暖かく夏は涼しいのが特徴です。水戸市からつくば市にかけての平野部では、冬季の寒さが特徴的です。晴天が多いですが風が強く、体感温度は低いです。埼玉県や群馬県に近い南西部では夏の暑さが特徴的で、しばしば猛暑日になっています。

以前は東京などの都心部との交通が悪かったですが、つくばエクスプレスの開通を始めとして改善され、人口が増えてきています。農業の生産高が高いことから、多くが都心部に運ばれています。農業では野菜や果物、稲作、畜産物、芝など様々なものを生産しています。