世田谷区の老人ホーム事情

世田谷区は東京23区の一つで、南西部に位置しています。 人口は約89万人、高齢者は約16万人、高齢化率は約18.6%となっています。 23区の中で最も人口が多く、山梨県と同じくらいの人口を抱えています。 総人口の伸び以上に高齢者の数が増えていき、毎年約4000人ずつ増加いていくと予想されています。平成27年には高齢化率は約20%まで増加していきます。 それでも、東京都内や全国的に見ると、高齢化は進んでいないと言えます。

世田谷区は5つの地域に分かれています。世田谷区の中心である世田谷地域の高齢化率は低いものの、人口が多いため最も高齢者の数が多いです。一方、玉川地域や烏山地域は高齢化率は高くなっています。

世田谷区の取り組みにおいて特徴的なのは、先駆的なサービスの提供です。 例えば、若年認知症ディサービスや失語症ディサービス、老人ホームと児童施設が合わさった複合施設の建設を多く進めています。これらは単独での運営ではなく従来ある施設の中に新しく取り入れたサービスです。例えばディサービスで定員25名とは別に若年認知症の利用者を6名受け入れるなどサービスを増やそうと努力しています。 特に、確実に増加する認知症の高齢者の受け入れ体制の強化を行い、ディサービスの他グループホームの数を増やそうとしています。 世田谷区の老人ホームへの入居を考えるならみんなの介護。

世田谷区は東京都の中では珍しく、内陸性の気候です。そのため冬は寒く、しばしば冬日になります。また、夏は涼しく大手町と同じくらいか低い気温です。都心で雪が降る際は世田谷区の積雪が多くなりがちです。

産業では商業が盛んです。東証1部や2部に上場している企業が本社を構えています。 都心からはやや離れているものの、人口の多さや交通の便の良さから多くの会社があります。 砧地域では自然の多さから農業も行っています。小松菜などを生産し、都心部に出荷しています。区内に2つの農業協同組合があり、生産された野菜を直接消費者に渡している所が多いです。