新潟市の老人ホーム事情

新潟市は、新潟県の県庁所在地であり政令指定都市です。 総人口は約81万人、高齢者は約19万人、高齢化率は約23.4%となっています。 新潟県内では高齢化率は低いものの、平成26年時には26.0%へと増加すると予想されています。

前期高齢者と後期高齢者で区分すると、前期高齢者の数が多いです。元気な高齢者は多いことが分かります。高齢者のいる世帯は約12万世帯で、そのうち高齢者単身世帯は約2万3千世帯となっています。介護認定を受けた人は約3万4千人で年々増加しています。 認定率も18.1%と高い数字です。

老人ホームについてはどのような動きが見られるのでしょうか。 市が重点的に進めているのは地域密着型サービスの充実で、小規模多機能型の施設やグループホームの数を増やしてきました。需要も多く、多くの人が利用しています。 施設サービスについては、今後新しく増設したり整備する方向でいます。定員100人ほどの特別養護老人ホームを生活圏ごとに作る予定でいます。3年間で7か所新しく作る予定でいます。また、現在ある施設でも医療ニーズの高い利用者を受け入れるように整備が進んでいます。新潟市も費用の一部を負担しながら、整備が進んでいます。 新潟市の老人ホームを詳しく知るのにみんなの介護が便利です。

一方、有料老人ホームなどの特定施設の数は横ばいに推移しています。新潟市では持ち家に住んでいる高齢者が9割であることや、定員に余裕があるためです。

新潟市の産業で有名なものは農業です。 信濃川と阿賀野川が通っていることもあり、基幹産業の一つとなっています。収穫量が1位であるものが多く、米やチューリップ、花木があります。他には枝豆や梨、ユリなどの収穫量も高いです。市内の農家の数や耕地面積も多く農業の市として知られています。

新潟市は日本海側に面していることもあり、漁業も盛んです。 市内には4か所の港があり、多くの魚介類を収穫しています。信濃川ではサケの種苗生産を行っており、稚魚の放流も行っています。