豊中市の老人ホーム事情

豊中市は、大阪府北摂地方にある中核市です。大阪市や京都市などの大都市圏のベットタウンとしての性格が強く、周辺地域からの転入者が多いです。 総人口は約39万人、高齢者は約8万6千人、高齢化率は22%となっています。
大阪府や全国平均より低い数字となっていますが、この数年で急増化し平均に近づいています。昔からベットタウンに住んでいる人の高齢化が要因となっています。
世帯別に見ると、高齢者のいる世帯は約5万8千世帯で、そううち単身世帯は約1万8千世帯となっています。単身世帯の割合は大阪府や全国平均よりも高くなっており、高齢者の孤立化が懸念されます。 要介護認定者数は年々増加し、約1万6千人となっています。また、認定率は横ばいに推移しており、約19.3%となっています。

老人ホームについては、周辺地域と比べて費用が安い施設が多いです。
例えば、介護付き有料老人ホームでも入居一時金は600万円前後の施設もあります。 1000万円以上の高級有料老人ホームもありますが、低価格の施設も目立ちます。
住宅型有料老人ホームでも、要件を満たせば入居費がかからない場合もあります。 月額の費用も安い場合が多く、収入が低い人も安心して入居できます。
地域別に見ると、北部や東部に老人ホームが多く存在します。大阪市や京都市の施設に入所できない人も多く入所しています。 http://www.minnanokaigo.com/search/osaka/toyonaka-shi/

このような豊中市ですが、どのような特徴があるのでしょうか。
ニュータウンなど住宅地の開発が進んだ結果、市街地が多く占めています。そのため商業やサービス業が中心となっています。南部は工業地帯があるため、製造業も行っています。
また、大阪大学に近いこともあり情報、ライフサイエンス関係の産業も見られます。

交通では、阪急鉄道や大阪モノレールが中心です。JRの駅はないですが鉄道や高速道路が市内を通っています。空港にも近く利便性は良いです。