愛知県の老人ホーム事情

平成23年時、愛知県の総人口は約742万人、高齢者は約152万人、高齢化率は約20.6% となっています。全国平均よりも低い数値となっています。高齢者のうち、前期高齢者は 約84万人で後期高齢者よりも多くなっています。元気な高齢者が多いです。
日常生活圏域別に見ると、西三河北部圏域が最も高齢化率が低く16.7%となっています。
自動車関連の企業が多く、従業員も多く住んでいるために高齢者の数も少ないです。
一方、東三河北部では31.4%と高い数字です。山間部が多いため高齢者が多くなっています。
愛知県の平均寿命は男性が約79.99歳、女性が86.25歳と男性は全国平均よりも高いですが女性は低くなっています。

一人で暮らしている高齢者世帯は約21万世帯で、高齢者のいる世帯全体では約21.9%を 占めています。5年間で約1.3倍になり急増加しています。住居の状況でも持ち家の割合は 低く、半数を切っています。公営や民営の借家に住んでいる人が多く、経済的に厳しい 人が多いことが分かります。

老人ホームではどうでしょうか。
名古屋市や岡崎市では老人ホームの数が多いですが、待機者も多いです。中には1000人を 超えている特別養護老人ホームもあり、入所するのは難しくなっています。
有料老人ホームなどの民間施設でも、都市部に近いほど費用は高くなっています。愛知県の老人ホームのことならみんなの介護

このような愛知県ですが、どのような特徴があるのでしょうか。
まず、産業では自動車関連の企業が多いことで有名です。特にトヨタ自動車が発展して おり、全国に展開しています。自動車産業であまり目立ちませんが、がいし生産や セラミックス産業も盛んです。これらを含めた中京工業地帯が愛知県に多いため工業が 盛んと言えます。

また、東三河を中心に農業も盛んです。きゃべつや大葉の生産量や産出額が全国一位です。 他にはふきやカリフラワー、ブロッコリーなどが多く生産されます。農業従事者も 多いです。