静岡県の老人ホーム事情
静岡県の総人口は約370万人、高齢者は約89万人、高齢化率は約23.8%となっています。
総人口は年々減少しているにも関わらず、高齢者人口は増加しており高齢化がますます進むと予想されています。市町村別に見ると、最も高齢化率が高いのは川根本町で42.2%最も低いのは長泉町で18.9%となっています。県内の31市町村で高齢化率が20％を越えています。
高齢者のいる世帯は約58万世帯でそのうち単身高齢者世帯は約11万世帯となっています。 総世帯数の約7.6%を占めており年々増加しています。 介護認定を受けている高齢者は約13万人で高齢者全体では約14.5%を占めています。
老人ホームについてはどうでしょうか。
静岡県でも特別養護老人ホームの人気が高く、静岡県全体での待機人数は1万人を超えています。浜松市や静岡市などの政令指定都市で特に待機人数が多いです。特別養護老人ホームの数は他に地域よりも多いものの、需要に対する供給が追い付かない状況です。
一方、伊豆半島にある市町村は待機人数が少ないです。自然環境が良いことと、入居費用が安いこともあり様々な施設を利用しているためと考えられています。また、温泉もあるため、有料老人ホームの中には温泉のある入浴施設もあります。
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このような静岡県ですが、他にも様々な特徴があります。
気候では県内全域が太平洋気候ですが、標高差の関係で寒暖の差が激しいのが特徴です。
平野部では、黒潮の影響で冬は温暖です。積雪もめったにありません。北部の山間部では雪が多く豪雪地帯になっています。東部にある御殿場市でも寒さが厳しいです。
産業では観光や農業が盛んです。
熱海市や伊豆半島では温泉を中心とした観光サービス業が発達し、富士宮市では富士山を売り物のとした観光が盛んです。
農業では茶やみかん、メロン、イチゴなどの生産量が多く全国各地に配送されています。
