京都市の老人ホーム事情

京都市は、京都府の県庁所在地です。
総人口が約147万人、高齢者が約34万人、高齢化率は約23.2%です。総人口が横ばいに 推移しているにも関わらず、高齢者の数は一貫して増加しており高齢化が進行しています。 行政区別に見ると、東山区の高齢者は少ないものの、高齢化率は最も高くなっています。

世帯別に見ると、高齢者のいる世帯は約22万世帯でありそのうち高齢者単身世帯は約7万世帯です。高齢者全体の約31.5%に及び高い数字です。
住宅状況では、持ち家に住んでいる高齢者は全体の約74%と高い数字です。一般世帯を見ても約53%しかないことを見ても、持ち家に住んでいる人が多いことが分かります。

京都市で行っている高齢者向けの助成制度として、居場所づくりに対する助成を行っています。会場のバリアフリーなどの整備費、備品購入費、運営経費の一部を補助しています。
高齢者同士が交流できる場所を多く作ることが目的で、様々な居場所作りに活用されています。

老人ホームでは、周囲の市町村と比べて費用が高い傾向にあります。そのため、費用の安い特別養護老人ホームに入居希望者が集中しています。京都府人口の過半数を占めていることもあり、市内にある施設にはなかなか入れないのが現状です。他の市町村にある老人ホームに入所する人もいます。 京都市の老人ホームだけではなく、介護施設を全国で検索できるみんなの介護がわかりやすいです。

このような京都市ですが、どのような特徴があるのでしょうか。
京都盆地の中にあるため、昼夜の気温差が大きいことが特徴です。それでも中心街はヒートアイランド現象が起こるためそれほど気温は低くなりません。

京都市は道が碁盤目状に区切られており、道はそれぞれ固有の名称で呼ばれています。 平安京造成時の政治の都市計画が影響しており、住所表記と同じように使われます。 街路名は同じ名前があるものもありますが、それぞれ郵便番号が違っているため、郵便物はしっかりと配達されるようになっています。