長野県の老人ホーム事情

長野県の総人口は約214万人、高齢者は約57万人、高齢化率は約26.5%となり一貫として増加しています。また、全国平均よりも高くなっており高齢化が進んでいる県 であることが分かります。後期高齢者の数も約30万人と多くなっています。
高齢者のいる世帯は約36万世帯であり、そのうち単身世帯は約6万8千世帯で約18.7%を占めています。夫婦で暮らしている世帯よりも増加率が高くなっています。

平均寿命では全国の上位に入っており、男性は79.84歳で1位、女性は86.48歳で5位となっています。一人当たりの医療費も全国平均よりも低く、健康長寿県と言えます。

老人ホームについて見ると、特別養護老人ホームや介護老人保健施設に入所している人が多く、有料老人ホームなどの特定施設に入所する人は少ないです。有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅の稼働率は高くなく、介護施設の人気が高いと言えます。
特別養護老人ホームやグループホームの需要は高いため、今後定員数を増やす方向でいます。地域別に見ると、長野市がある長野地域に多くの施設があります。 長野県から老人ホーム・介護施設を探す

長野県は山間部が多いため、山間部に住んでいる高齢者向けの支援があります。
訪問介護にかかる費用の一部が減免になったり、配食支援サービスを安く利用できるなどがあります。今後、高齢化が進むと移動支援や食事の提供など課題が多くなると予想されています。

長野県は内陸に位置しているものの、標高の差が激しいこともあり気候は各地で異なります。全体的に冬の寒さが厳しく、夏の最低気温は低いことが多いです。
観光では、寺社と温泉、ウインタースポーツが有名です。善光寺や松本城などの有名な伝統文化建築物には年間を通して多くの人が来ます。
また、軽井沢や志賀高原などには有名なスキー場や温泉地がり、冬の間には多くの観光客が訪れます。