月額利用料について 食費・家賃・水道光熱費・その他雑費
有料老人ホームにかかる費用のうち、毎月かかる費用は月額利用料と言われます。 食費や家賃、水道光熱費、その他雑費があります。それぞれについて見ていきます。
まず、食費ですが、料金体系についてはそれぞれの施設で異なります。 朝食・昼食・夕食ごとに値段が異なったり、毎食600円と値段が異なる場合もあります。 老人ホームにある食堂がレストランのようなものか、民家のような雰囲気かでは食事の質は異なるし、値段も異なります。 また、外食に行く場合も様々です。別途実費で支払ったり、料金の範囲が決まっている場合もあります。施設の中にはアルコールも飲める所もありますが、実費で支払うことが多いです。施設を選ぶ際に気をつけることは、食費の中におやつ代や厨房維持費などのお金が含まれている科どうか、毎月費用が決まっているのかどうかということになります。また、胃瘻をしている利用者の場合は食費がかからないことがあります。
次に、家賃とは入居している部屋の賃料になります。 施設によって様々ですが、施設の中でも料金には上下があります。 部屋が狭かったり、施設の隅にあるような部屋の場合は、料金が安くなる傾向にあります。 また、夫婦で入所する場合は安くなることもあります。
３番目に水道光熱費です。 地域によって特徴があります。例えば、東北や北海道にある施設では、暖房費が多くかかるため、値段は高いです。また、田舎のような水質の良い地域では水道代は安くなることがあります。水道光熱費は一人一人違うのではなく、決まった料金がかかります。
最後に、その他雑費についてです。主に消耗品ですが、おむつやパットなど、毎日使う物が費用として入ってきます。実際に使った分だけ請求が来ます。 他には、施設の行事や遠足などでかかった費用も入ります。
