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老人ホームサービスの質はどこで判断すべきか?

全国に老人ホームは数多くあります。質の良い所からそうでないところまで様々ですが、 どのように判断すればよいのでしょうか。

最も大切なのは、経営者の考え方と言えます。なぜならば、経営者の考え方がそのまま スタッフの介護の質や、雰囲気などを決めているからです。老人ホームに入居する利用者にとって、これほど大切なものはありません。では、経営者のどのような言動で判断するべきでしょうか。

まず、お金や経営の話が多かったり、すぐに入居を勧めてくる場合は要注意です。 お金の話が多い人は、介護のことにあまり詳しくなく、外部から施設長として入った人に 多いです。施設のトップである人なので、利益を上げることは大切ですが、介護現場に ついて詳しくない人だと心配になってきます。どのような資格や経験を持っているか、 尋ねてみるのも良いです。

また、すぐに入所を勧めてくる場合、施設の経営がおもわしくなくとにかく利益を 上げたいと考えているかもしれません。最初の段階では施設の特色などを話すものですが 良い事ばかり話すのは怪しいと考えてみて良いと思われます。

経営者が独自の介護観をもっていたり、職員や利用者を大切にしている人なら良いと思われます。

次に、施設内を見学した際のポイントです。 まず目に付くには職員の言動と思われます。見学に来た人にあいさつをしたり、笑顔が見られる場合は良い施設であることが多いです。やりがいをもって働いていることが多いため、介護サービスの質も良いからです。

次に、施設内の清潔さも確認します。介護現場では感染症の問題が起こりやすいです。 不潔だと、すぐに感染症が蔓延するため注意が必要です。消毒の道具は十分に置いてある場合、良い施設と言えます。

このように、施設の質を決めるのは人と物であるため、これらの質が良いかどうかを確認することが大切です。入所を決める前に十分に調査します。